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『静と動』


今年度3回目の法話の日。理事長先生より、「『ハァー』っと息を吐いたら、口は『ムっ』と閉じて、鼻で静かに呼吸をします。」という呼吸法を教わりながら坐禅のスタート。今日も一生懸命坐りました。

よく『静と動のメリハリ』という表現を使いますが、実は、子どもたちは「坐禅の始まりです」と言われて、即座にスイッチが切り替わるわけではありません。徐々に “坐禅モード” になっていけるような配慮が必要になります。

まず、朝は園庭でいつも通りに(もしくはいつも以上に)体を充分に動かします。たくさん遊んだ後は、お部屋に戻って手洗い・うがい・トイレを済ませて、絵本を読むなどしてクールダウン。少し落ち着いた頃に、その日の坐禅の目標や約束ごとを確認して、ソロリソロリと…静かにホールに向かいます。

このように、それなりの段階を踏みながら、集中して参加できる環境を整えます。まだどうしても姿勢が崩れてしまう子も見られますが、少しずつ少しずつ上手に坐れるようになってきていますよ。

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