静寂の時間
これは『坐蒲(ざふ)』と言い、坐禅の時に使用する座布団です。坐禅開始前に一人ずつ受け取り、大切に両腕で抱えながら自分の位置につきます。この坐蒲にお尻だけを乗せ、「左の腿の上に右の足を乗せ、右の腿に左の足を乗せ…」と理事長先生の導きにより坐禅がスタートします。
今年度2回目の『法話』。しっかりと目を閉じて坐る子、薄目で周りの様子をうかがう子、どうしても姿勢が崩れてしまう子などいろいろな姿が見られますが、今日もその子なりに一生懸命坐りました。
ところで、法話に参加するのはさくら・たんぽぽ組なのですが、今日のような雨模様の日、すみれ組さんたちはその間どうしているのだろう?と先生にお尋ねしたところ、「 “ できるだけ ” 静かにお部屋で遊んでます」とのこと。そのことを思いながら今日の坐禅に臨んでみたのですが、その間、ホールは静寂に包まれ、坐禅に集中できる環境でした。そんな、すみれ組やちゅうりっぷ組、もも組の子どもたちの努力もあるんだな…と感じた今日の法話でした。